祇園御旅所

祇園祭には、神輿が前日に素鵞神社(そがじんじゃ)を出てまちを巡幸し、御旅所に一夜宿泊し次の日に帰ります。街中にあるので、各神社の遥拝所(ようはいじょ)としても活用されています。

豊照山 元行寺

当山の開基は約890年前、平安末期の大治2年3月(1127)、出自は不明ですが豊麻呂元行(とよまろがんぎょう・「もとゆき・もとつら」とも)という人が、天台宗として一棟建立し阿弥陀如来像を安置したのが始まりと伝えられていま...

浄福寺

口伝では長徳4年(998年)保野山の中腹に、別山守燈和尚が薬師如来(浅野藩の芸藩通誌には行基作と伝わる)を祀って創建とのことで、慶安3年(1650)、現在の瀬戸内海を一望する景勝地に移転再建され、臨済宗妙心寺派(禅宗)に...

光城山妙専寺

観応2年(1351年)、「真言宗光城寺」として開山され、永正7年(1510年)浄土真宗に改宗し、「光城山妙専寺」と号して現在に至ります。 現在の本堂は焼失後、安政5年(1858年)に再建されたものです。 また庫裡は、明治...

慶寿院

慶寿院の歴史は、今を去る六百余年の昔にさかのぼります。木谷城主備中守木谷太郎景諦公の菩提寺で、裏山には一族及び家臣の宝篋印塔や五輪塔が安置されています。本尊様は「薬師如来」で、六百年来の霊験あらたかな諸病をなおす秘仏(胎...

洞谷山 福壽院

1200年前にお堂として創設され、100年後に伽藍を調えお寺として完成し、四百年前に再興して曹洞宗(そうとうしゅう)になりました。 お寺には観音堂があり、安芸西国三十三観音の三十番札所となっております。

正福寺

本尊は曹洞宗の本尊でもある釈迦如来像を安置し、境内には1278年に佐久間孫太夫氏が海中より引き上げた薬師如来像を安置した医王殿、観音堂、大師堂などがあります。 また、昭和26年(十五世代)に寺の境内地でもある山の一部を桜...

正念寺

過去帳第一巻によれば、慶長十八年(1613年)10月25日に創建といわれています。現在26世となっています。 庭には400年生き続けている根の部分が地上に露出した珍しい「根上がり松」があり、見学に来られる方もたくさんいら...

蓮光寺

蓮光寺は、今から約550年前の文正元年、全国を行脚していた華蔵法師により旧三津中之村歳実に建立されました。 寛文10年には現在の場所に移転され、その記念樹として植えられたのが大銀杏で、樹齢は約360年です。 境内には、お...

亀山神社

元暦(1184)の頃、平家の武将悪七兵衛景清が敗走し、大田村初坂山(ういさかやま)籠城の時、武運長久を祈願した処と言い伝えられています。明治二十二年(1889)八月に社殿、廊下及び拝殿の三棟が再建され、今日に及んでいます...

日高八幡神社

創建年代は明らかではありませんが、文明11年(1479)竹原小早川家の家臣有田美濃守が、小松原の現在地に遷座したと伝えられています。 本殿及び寄進の狛犬は、安芸津町の重要文化財に指定されていました。

重松神社

南北朝期に、木谷村を支配していた木谷氏の氏神として勧請されたともいわれています。 現在の社殿は、安永9年(1780年)に再建されたもので、境内には、祖霊社、稲荷神社、湯盛神社があります。また、廻船業者が寄進した石灯篭・狛...

松尾神社

榊山八幡神社境内、本殿の東の奥にお祀りしてあるお宮です。 昭和4年広島杜氏組合三津支部の杜氏や酒造家などが浄財を寄進して立派な社殿を造営し、京都の松尾神社から神霊を勧請して酒造りの守護神として大切に崇敬してきました。

榊山八幡神社

平安時代の長治二(1105)年に、現在地の榊山に移した当時は亀山神社と言われていましたが、天文年間(1532~1555)に榊山神社と改められました。現在の本殿は、明治40年に改築されたもので、4月と10月の第1日曜日には...

馬頭観音堂(ばとうかんのんどう)

馬頭観音の中の石は、江戸時代には海面にこぶのように出ていました。馬が流れついたとの言い伝えがあります。一切の魔障(ましょう)や煩悩を絶ち、衆生を救済する観音「バットウサン」として人々に親しまれています。

祝詞山八幡神社

貞観3(861)年風早氏の勧請と伝えられ、社叢(しゃそう)には県天然記念物のコバンモチの群落があり、市重要文化財の江戸時代以前の棟札が現存しています。 境内には、孝子風早審麻呂神社、風早の浦で詠まれた万葉歌を岩に刻んだ万...