安芸津町の「造り酒屋」
三浦仙三郎翁によって軟水による醸造法を世に広め、杜氏の里「広島酒発祥の地」と呼ばれるようになった安芸津町。
そしてこの地に今も残る「造り酒屋」をご紹介します。
株式会社今田酒造本店
「富久長」は、吟醸造りに徹底して高品質の吟醸酒を醸す蔵です。
蔵の理念は「百試千改」。
酒造りに魂をこめた三浦仙三郎翁の言葉です。
真の地酒を醸すために、地元在来品種の酒米の復活にも力を注いでいます。100年以上にわたって受け継がれた伝統と技術力で、「広島吟醸」の魅力を世界に発信しています。
柄酒造株式会社
嘉永元年の創業以来170年間、地元で愛飲される清酒「於多福」・「関西一」。
三浦仙三郎翁の軟水醸造法を受け継ぎ、手造りの味を追求しています。
原料米は全て、高価な広島県産酒造好適米（千本錦・八反・八反錦）を使用して、少量生産で目の行き届いた管理のもと、お米の味わいを最大限引き出した酒造りに努めています。